第45回 ライオンズ杯

この後、選手宣誓の大役を控えているミクは緊張気味の表情
前年度優勝チームが選手宣誓を行うことになっている為、今回はミクを指名。
本人は選手宣誓を嫌がっていたのだが、何事も経験だとチャレンジを促す。
大会2日前、木曜日の練習時に選手宣誓の準備ができているのか探りをいれてみたところ
ミク「普通でいいんですよね」
コミネ「普通で良かよ~。 できる範囲で良かけん。 内容よりも当日、ちゃんと時間通りに会場に着いて、開会式に参加して、選手宣誓をすることの方が大事やっけん」
初めてのことだし、なるべくプレッシャーを与えないようにハードルを下げておく。
一応、準備はできているようだし、覚悟も決まっていたようなので一安心したのであったが、本番どうなるか分からない。実はミクよりもボクの方がソワソワしていたのかもしれない・・・
【 開会式 】
朝から雨が降ったり止んだりとお天気不安定。
結局、キャプテンだけが参加して開会式が行われることに。

不安定な天気の中、ライオンズクラブの皆様有難うございます。
今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空の下で淡々と式が進行。

選手宣誓は式の終盤
式が始まり国家斉唱、ライオンズクラブの歌、優勝旗トロフィー返還の流れから
挨拶、挨拶、祝辞、来賓紹介に続いて審判長の注意が終わり、ようやく選手宣誓の時がやってきた。
【 選手宣誓 】
不安げな表情で前に出るミク。
『宣誓!』の第一声。
選手宣誓の場にはやや不似合いな柔らかな声がフワッと会場に響く。
しかし、声が上ずっているわけではない。
やる気や自信に満ち溢れているわけでもないけど、いつものミクと変わらない。
いつも通りのミクだ!
ミクの宣言した通り「ザ・選手宣誓」といった内容のオーソドックスな、まったくヒネリのない、小細工なしの直球勝負。
しかし、嚙むことなく、日付を間違うことなくやりきることができた。
よくやったぞミク!
交通量は少ないけれども、少なからずリスクと隣り合わせにあるであろう、カルガモ一家の道路横断を固唾を飲んでじっと見守っている・・・
そんなハラハラドキドキの心境でミクの選手宣誓を見守っていたのであった。
特に代わり映えのしない選手宣誓だったのだけど、おそらくボクの記憶にずっと残る選手宣誓になったのは間違いない。
お疲れミク!